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「事故物件7日間監視リポート」ホラーの鉄板、事故物件に関する小説

「事故物件7日間監視リポート」ホラーの鉄板、事故物件に関する小説 ホラー
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岩城裕明さんのホラー小説「事故物件7日間監視リポート」の感想と考察。

事故物件7日間監視リポート (角川ホラー文庫)
リサーチ会社を営む穂柄は、あるマンションの一室の住み込み調査を依頼される。そこは、7年前に妊婦が凄絶な自殺を遂げた事故物件で、事件後なぜか隣人たちも次々と退去し、現在はその階だけ無人の状態だという。期間は一週間。穂柄はバイトの優馬に部屋で寝...

2020年2月発行。

この小説は本のサブスクKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)で読みました。

Kindle Unlimited

gao the book
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事故物件に実際に住んで調査するというシチュエーションはやっぱりスリルあります。

「事故物件7日間監視リポート」のざっくりあらすじ

主人公の穂柄(ほがら)の元に、高校の同級生だった藤木から仕事の相談を受ける。

穂柄はリサーチ会社をしていて、藤木は不動産会社に勤めている。

「心理的瑕疵(かし)あり物件・909号室に関する調査依頼」。いわゆる事故物件の調査依頼。

事故物件はマンションの1室。

そのマンションの9階に住んでいた妊婦が自殺する。その後、同じフロアに住んでいた女性たちが隣の部屋から順番に妊娠するという奇妙な現象が起こる。フロアの住人たちは逃げるように退去する。

それ以降、マンションの9階だけは住人が定着せず、藤木が務める不動産会社が困っていた。

この依頼の報酬はかなり良く、穂柄は大学生のアルバイト優馬を雇って、二人で事故物件の調査をする。

という物語。

7日間の調査で1日ずつ章が区切られている。

謎の子供、10階に住むスピリチュアルな女性、霊感商法をする女性、などなど不可解な人物たちが登場します。

先が読めない展開でぐいぐい読み進められます。事故物件の調査というシチュエーションだけでもう面白いです。

怖さとしては、個人的にはまあまあ怖かったです。

面白いけれど割とあっさりと終わる

電子書籍で読んでいたこともあって本の全体のボリュームが把握できていなかったんですが、最後はあっさりと終わってちょっと肩透かしを食らいました。

すいすいと読み進めていたんですが、最後あっけなかったなあ 笑。

ページ数が少な目の作品なので、ちょっとした空き時間に読むのに良い作品です。

ホラー小説好きな方はそこそこ楽しめると思います。

本のサブスクKindle Unlimited初月無料でおすすめです。

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