宮島未奈さんの小説「成瀬は信じた道をいく」をオーディブルで聴きました。
2024年1月発刊。オーディブル版は2024年5月配信開始。
前作「成瀬は天下を取りにいく」の続編。
前作の感想も書いています↓
前作に引き続いてやっぱり面白い。
成瀬のこのバイタリティはなんなんだろう。
やりたいことがあれば全部やる。
やりたいことが多すぎて、未来にわくわくする成瀬の物語を読んでいると、いち読者の僕もなんだかパワーが湧いてきました。
2024年現在、最も注目されている小説!
小説「成瀬は信じた道をいく」のざっくりあらすじ
前作「成瀬は天下を取りにいく」の続編。
主人公は成瀬あかり。漫才コンビ「膳所から(ゼゼカラ)」の相方で幼馴染の島崎みゆきも登場。
前作と同じく短編形式になっていて、短編ごとに主役が変わります。
今作では成瀬に小学生の弟子ができたり、成瀬の父が登場したり、琵琶湖大津の観光大使になったりと相変わらず面白い。
新しい登場人物が複数登場しますが、みんな成瀬の魅力に取り憑かれる。
読者の僕自身もすっかり成瀬の魅力にハマっています。
「成瀬は信じた道をいく」オーディブル版
オーディブル版は本には無いナレーションという魅力があります。
今作も前作に引き続いてナレーションは声優の鳴瀬まみさん。
元気で聴きやすいナレーションでオーティブル版かなりおすすめ。
小説「成瀬は信じた道をいく」の個人的なハイライト
小説「成瀬は信じた道をいく」は面白い?、面白くない(つまらない)?と聞かれたら、めちゃ面白いと答えます。
物語が続いているので、前作の「成瀬は天下を取りにいく」を先に読むことをお勧めします。
前作に比べると成瀬というキャラクターに多少の抗体ができて、少しのことでは動じなくなりましたが、相変わらずオーディブルで聴いていて泣きそうになってしまうシーンが多々ありました。
本編とはあまり関係ないけれど、成瀬の友人のYouTuberが登場します。
その友人は四国一周をしてYouTubeに投稿しています。その話の中で成瀬の相方(琵琶湖大津観光大使)がアンパンマン列車を羨むシーンが出てきます。
僕は愛媛に住んでいてこのアンパンマン列車はよく目にするんですが、調べてみるとどうやらJR四国の予讃線にしか走らない列車ということを知りました。アンパンマンの生みの親のやなせたかしさんが高知出身なのでその関係なのかな。限定的な列車だとは思わなかった。
今度アンパンマン列車の写真撮っとこう。
まとめ
成瀬は200歳まで生きるのが目標なので、ぜひ200歳まで続編を書いてほしいなあ。
今注目の小説なのでぜひチェックしてみてください。
ほのぼの、心がほっこりする物語なので、誰でも楽しめる作品です。
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