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ホラー作品「死写会」が怖い!感想と考察

ホラー作品「死写会」が怖い!感想と考察 Audible
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Audible(オーディブル)でホラー作品「死写会」を聴きました。感想、考察、解説を書きます。

Bitly

オーディブルで2024年8月配信開始。

Audible(オーディブル)

「死写会」はオーディブルのオリジナル作品。ナレーションがかなり豪華です。

16名の声優によるナレーションは、おそらくオーディブル史上最高レベルではないでしょうか。

てらそま まさき、名塚 佳織、林 勇、諏訪部 順一、家中 宏、甲斐田 裕子、伊藤 健太郎、青木 淳高、安部川 賢治郎、加藤 美佐、小島 幸子、田中 光、濱本 大史、比嘉 良介、前田 雄、茂木 祐輝(敬称略)

肝心の内容ですが、心霊系の本格的なホラー作品で個人的にはかなり怖かったです。

夜に仕事をしながら聴いていましたが、異様に怖いのでウォーキングする際に聴くようにしました。

gao the book
gao the book

日本のホラーらしいジメッとした雰囲気と、わかりやすい物語で楽しめました。グロい表現がありますので苦手な方はご注意ください。

オーディブルのホラー作品「死写会」のあらすじ、感想

「死写会」のあらすじ

「死写会」のあらすじをざっくりとご紹介します。

昭和最後の巨匠と言われる映画監督の白波瀬(しらはせ)。

初期の作品は国内はもちろん世界でも評価が高かったが、だんだんと良い作品が作れなくなる。興行収入としても採算が合わず、最後に映画を作ったのはもう25年も前のこと。

そんな白波瀬の作品が近年になってなぜか海外で熱が高まり、15億円の援助を受けて新作を作れるようになる。

白波瀬は昔からのスタッフ(白波瀬組)を集結させて新作「あやかし」を撮った。

自身で必ず行う最後の編集作業も終わり、プロデューサーにフィルムを渡すために家で待っていた。待つ間に映像のチェックをしていると、女性の幽霊が現れる。白波瀬はフィルムで顔を引き裂かれ、焼かれて亡くなる。

その後、何事もなかったように映画の試写会が行われるも、試写会に呼ばれた雑誌・新聞記者を含めた映画関係者が、映画を見終わった後に集団自殺をする。その数なんと45名。

雑誌編集者である主人公、仲の良い新聞記者、映画評論家、雑誌編集長、映画プロデューサーの5人だけはなぜか生き残る。

主人公は自分達だけなぜ生き残ったのか謎を解き明かそうと動き出すが、次々と残った5人が惨殺される。

みたいな話です。

「死写会」の感想

「死写会」はド直球なホラー作品ですが、エンタメとしても楽しめるし、とにかく怖い作品でした。

声優さんたちが豪華なのもあって作品としてのクオリティも非常に高いです。

オーディブルのオリジナル作品ということで、オーディブルの会社としても力を入れている雰囲気が伝わってきました。

「死写会」の評価は低め!?

オーディブルのサイト内での「死写会」の評価はあまり高くありません。

個人的にはすごく怖くて話も分かりやすく、ホラー作品としては評価5です。(5点満点中)

どうしてこんなに評価が低いんだろう…?

昭和の人たちの話で古臭い?パワハラやセクハラの話が受け付けなかったのか?

うーん、ちょっと違うような気もします。

感想の中には「こんな理由で人がたくさん殺されるなんて理不尽だ」みたいなものもありましたが、ホラー作品って大体そんな感じですよね。「リング」の貞子なんて完全に私怨ですし。

正直なところ、しっくりとくる理由が不明ではありますが、個人的には非常におすすめのホラー作品です。

「死写会」のちょっとだけネタバレを含めた感想と考察

以下はちょっとだけネタバレしますのでご注意ください。

映画監督の白波瀬はセクハラ、パワハラ、モラハラを当たり前のように行う監督でした。(昭和当時はぎりぎり許された?)

白波瀬に関わった女優、映画に関わった女性の怨念が映画を観た人を殺す話です。「リング」のような恐怖の連鎖ということで、ありきたりと言えばそうかも知れません。もしかしてこれが低評価の理由!?

映画の試写会に来た5人はなぜか生き残りますが、その理由に共通点がありました。

僕は最初、「映画を最後まで観る」ことで死が発動するのかとばかり思っていましたが、そうではなかったようです。

そして残った5人はあからさまにえぐい殺され方をします。そんなに悪いことしたんだろうか?っていうくらい残酷でした。さすがにかわいそう。

それから白波瀬監督があまりにもダメな人間なので、この部分は気分が悪くなる方も多いかも。

まとめ

「死写会」はちょっと評価は低めですが、個人的にはすごくおすすめのホラー作品です。

ぜひお試し期間(30日は無料)で聴いてみてください。

Audible(オーディブル)

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