当ページのリンクには広告が含まれています。

ヨッピーさんのビジネス書「明日クビになっても大丈夫!」の感想

ヨッピーさんの「明日クビになっても大丈夫!」 ビジネス書
この記事は約4分で読めます。

ヨッピーさんのビジネス書「明日クビになっても大丈夫!」の感想記事です。

ビジネス書というよりは自己啓発本でしょうかね。

2017年9月発行。

本の読み放題サブスク「Kindle Unlimited キンドルアンリミテッド」で読みました。

Kindle Unlimited

著者のヨッピーさんはバズった記事をたくさん書いているWebライターだそうです。サウナ大好き。

フリーランスの方やこれから起業しようと思っている方向けの内容ですが、できればサラリーマンを続けてながら副業を進めています。

gao the book
gao the book

フリーランス向けの本ではフリーランスの良さを強調して無責任に会社を辞めさせようとする内容が多いですが(笑)、この本はとても堅実な方法が書かれています。手放しでフリーランスが素晴らしいと誘導しておらず、愛情を感じる一冊だと感じました。

良かったところ

個人的な感想も添えてこの本で良かったところを引用してみます。

「嫌々やっているプロ」と「好きでしょうがない素人」が勝負したら素人が勝つことの方が断然多いのではなかろうか

明日クビになっても大丈夫!

著者は上記の引用文で言うと後者で、サラリーマンをしながらブログを書いていました。ものすごくおバカな内容のブログを書いていたらしい。好きで好きでしょうがないことがあるのはそれだけで幸せですね。

僕の場合はデザインの仕事は嫌々やっている部分が少なからずあるので(もちろん好きがベースではありますが)、この部分は特に共感しました。暇な時にデザイン制作するかと言われればまずしません。デザインが好きでしょうがなくて時間を惜しんでバリバリ作る、例え素人でも長い目で見ると、そう言う人には僕はまず勝てない感じがします。

貴方も本業以外に何かやれ

明日クビになっても大丈夫!

皆さんも手持ちの趣味を「生産型」に変えていって欲しいのだ。趣味をただの自己満足で終わらせるのではなく、もう一度言うけど他人に対してアウトプットするのが何よりも大事なのである。
人に見られる事で、趣味は発展していくのだ。

明日クビになっても大丈夫!

日本人は本を読んだり学習するのは得意ですが、発表したり自分の意見を言うのが苦手らしい。

消費する趣味ではなくて、SNSでもブログでもYouTubeでも自分の趣味を発信していけば生産型の趣味になる。共感する人が現れて仲間も増え、うまくいけば仕事になる可能性も出てくるかも知れません。

プラスワン戦略。
自腹を切ってでもお願いする。それくらいに「何か乗せる」と言う部分を重視する

明日クビになっても大丈夫!

やりたい仕事なら自腹でも提案を頑張る!この心意気はすごい。

やりたいものの中からウケそうなものを選んで記事を書くのである。
広さ×深さ×距離感の法則

明日クビになっても大丈夫!

きちんとウケそうなものを選ぶことがまず大事。そして広さ(どれくらいの需要があるのか)、深さ(自分が発信できるそのジャンルの知識の深さ、ノウハウの深さ)、距離感(読んだ人が自分ごととして考えられるかどうか、遠すぎてもだめ?なのかも)。距離感の考えはなかったなあ。

例えば誰にだって「○○に行こうかな」なんて思いながらも布団の中でゴロゴロしてしまって、結局一日を無駄に過ごしてしまった、みたいな事は往々にしてあると思う。そういう時は「行動する」というルールを自ら設定しておいてほしい。これによって人生が大きく開けるかどうかはわからないけど、確実に言えるのは「自分の事が好きになる」という事だ。

明日クビになっても大丈夫!

自分を好きになる。そのためにやりたいことを見つけたらすぐやる。

まとめ

著者はフリーになった当初は生活できる収入があればひとまずOKという考えだったそうです。ですが、読者が満足するような記事を書くことを心がけてひたすら仕事をしていたら、いつの間にかサラリーマン時代の何倍も稼げるようになったらしい。

著者がWEBライターとしてやっていることはYouTuberと似た感じの面白い企画なので、YouTuberとしても大活躍していたでしょうね。

この本のタイトルに反して、すぐに会社を辞めるのはダメと書いています。

専業のフリーランスにいきなりなるのはリスクが高いのでおすすめしないと。タイトルとちょっと違う 笑。やっぱり最初は稼げないので、安定して稼げるようになるまで難易度が高いんでしょうね。

まずは本業を大事にしつつ、副業感覚でブログをやるなりSNSをするなり、とにかく発信していくことが重要と書かれていました。

個人的には

●プラスワン戦略

●読者(消費者)のことを第一に考える

●何か発信していくならニッチなジャンルより、なるべく多くの人が身近に感じることで広いジャンルを

などが非常にためになりました。

「ひとまずできそうなことをやっていこう!」と言う妙にポジティブな気分になれる一冊でした。

コメント