ジョージ・S・クレイソンさんの「漫画 バビロン大富豪の教え」の感想記事です。
副題は「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則。
なんとも胡散臭いですが、こういうの好きなので読んでみました。
2019年10月発刊。
この本は本の読み放題サブスク「Kindle Unlimited キンドルアンリミテッド」で読みました。
この本のamazonのレビューは1万2千くらいあります。とても読まれている本ということは確か。本屋さんでも目立つところに置いてあり、気になっていた本です。
「漫画 バビロン大富豪の教え」の内容
この本は1926年にアメリカで出版された「バビロンいちの大金持ち」を翻訳、漫画化したもの。
紀元前18世紀に栄えた都市「バビロン」の大富豪による、お金を貯め、守り、増やす法則が書かれています。
本が発行されてから100年経っても、いまだ多くの資産家や銀行員に読まれているベストセラーとのこと。
漫画なのでわかりやすくて、物語も意外にも感動しました。
「漫画 バビロン大富豪の教え」の良かったところ
お金持ちと言うのは、お金の増やし方を知っている者
お金のない者に、何十枚金貨を与えても価値はない。(欲望には際限がないので、すぐに使い切ってしまってそれっきりになる)
それより重要なのは、明日の銅貨を手に入れる方法を知ること。
黄金に愛される7つの道具
7つ目の道具「自分こそを最大の資本にせよ」。
7つありますが割愛して、一つだけ個人的に良かったものを。自分の行動が大事、と。
7つの道具をさらに昇華させた5つの真理
4つ目「自分が理解していない商いに投資すると黄金は離れていく」
5つ目「非現実的な利益を出そうとする、謀略家の甘い誘惑に乗る、自分の未熟な経験を盲信する者からは黄金は逃げる」
うまい話に乗っかることや、得意ではない分野で儲けようとすると失敗しやすい。
5つの真理のうち、上の2つは特になるほどなあと。
守るべき者を持つ屈強な壁となれ
主人公の師が最後に残した言葉。
守るべき者がいれば何度でも人は戦える。
自分だけの為ならば、とりあえず自分が生きていけるくらいの稼ぎでも良く、そんなに頑張らなくてもいいかと言う気持ちが出る。今まさに自分がこの状況。
誰かの為ならばやらざるを得ない状況になるし、やりがいも出てくる。自分でも思っていなかった力を発揮できることもある。
守るべきパートナーや家族の存在はやはり生きていく上で大事。
まとめ
お金に関する本を読むのが好きです。
お金に関することってエンタメとして単純に面白い。(実践は全然できていません)
この本で書かれている黄金の法則は、よくよく考えてみると当たり前のことだったりします。
ただ、きちんとルールとして頭に入れておくと、何かの判断を迫られた時に、判断基準として使っていけば心強いかもしれません。
7つの道具と5つの真理を実践してあとは懸命に働く。
これができれば大金持ちにはなれなくても、最低でもお金に困るようなことはなくなりそう。
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