雨穴さんの小説「変な家」をAudible(オーディブル)で聴きました。
原作の小説は2021年発刊。オーディブル版は2022年に配信開始。
この小説は本屋さんに行くたびに売上トップ10の中にいつも入っていて、本の表紙をよく目にしました。気になっていた作品がオーディブルで聴けるということでさっそく聴いてみました。
「変な家」というタイトルと、間取り図が入ったカバーデザインが秀逸です。
本のカバーだけ見るとホラー作品っぽいですが、どちらかと言うとミステリー小説ですね。
じわじわと恐怖が来る、という感じです。
この作品はナレーションを5人も担当しています。ほとんどの作品は1作品に1人担当なんですがさすが話題作。
小説「変な家」は面白い?つまらない?
小説「変な家」は、僕がホラー作品と勘違いしていた点と、話題作という高いハードルがあったので、それを越えるほどではなかったかなという印象です。
ですが、ちゃんとしたミステリー小説で面白い作品でした。
こんなに売れたのは、タイトルの素晴らしさや、間取り図の表紙のインパクトが大きいようにも思います。売るのがうまい。
オーディブルでも図面が見れる
この作品は家の間取り図が3つ登場します。
この間取り図が見れないと面白さが半減以上。ダメージがでかい!
「オーディブルで聴くのミスった!」と思いましたが、中盤くらいまで聴いて、オーディブルでも図面が見れることに気づきました。僕のおバカ!
オーディブルで画像などの資料を見る方法
ということで、オーディブルで添付資料を見る方法を書きます。
下の画像はiPhone(スマホ)画面でオーディブルのアプリを開いて、作品の一つを聴いている画面です。
中央の赤枠内にあるアイコンをクリックすると「PDFの資料を見る」というメニューがあるので、そこで作品に収められている資料を全て見ることができます。
または、画面右上のアイコンをクリックして、下の画像のように資料を見れます。
こういった資料が見れるかどうかは作品によって違いますので、見れそうな作品は添付資料をチェックしてみてください。
ミステリー作品だと結構こういった資料は付属されてそうですね。
小説「変な家」の魅力
小説「変な家」の魅力は、なんと言っても「妙な間取り図」です。この妙な間取り図は物語が進んでいくと3つ出てきて、「みょ〜に変だなぁ(稲川淳二風)」な展開になっていきます。
・窓のない子供部屋
・育児と殺人がおこなわれた家
・左手首が切断された2つの遺体
・家自体が巨大な仏間の間取り
物騒なワードが、よくわかんない状況のまま展開されます。
ミステリー小説好きの方は楽しめること請け合い!
続編の「変な絵」もオーディブルで聴けますので、チェックしてみてください。初月無料なのもいいところ。
「変な絵」「変な家2」の感想も書いています↓
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