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【オーディブル】伊坂幸太郎さんの小説「777スリーセブン」の感想

【オーディブル】伊坂幸太郎さんの小説「777スリーセブン」の感想 Audible
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初めてAudible(オーディブル)で小説を聴きました。

伊坂幸太郎さんの小説「777 スリーセブン」の感想です。

Amazon.co.jp

2023年9月発行。オーディブルは2024年2月に配信が開始されています。

本屋に行った時に平積みされていて、いつも気になっていましたが、こんなに新しい作品が読める(聴ける)のは嬉しい。オーディブルは最初の30日間無料なので、この作品は無料期間で聴きました。まだ新作と言っていい作品が無料なのはすごい。

Audible(オーディブル)

「777 スリーセブン」は「グラスホッパー」「マリアビートル」「アックス」に続く4つ目の殺し屋シリーズです。このシリーズはどれも面白いので、さすがに聴く前から期待せざるを得ません。

gao the book
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期待を裏切らない面白さ!

「777 スリーセブン」のざっくりあらすじ、感想

超高級ホテル「ウィントンパレスホテル」で起こる殺し屋たちの戦い。

2作目「マリアビートル」のてんとう虫とマリアが登場。

てんとう虫はいつも運がないけど、身体能力が高く相手の首をバキバキ折ります。

てんとう虫に加えて、今回の殺し屋たちも危険な人ばかり。

  • 二人組でシーツを武器に戦う殺し屋
  • 全身麻酔で動けなくしたまま、全身を魚をおろすように切り刻む殺し屋
  • 両肩の関節を外して同業者を殺戮しまくる殺し屋
  • 爆発物を扱う二人組の殺し屋
  • 吹き矢を扱う6人組の殺し屋

他にも殺し屋ではないけど、異様に記憶力のいい人、有能なハッカーの逃し屋、など面白い能力を持った人たちが登場します。

吹き矢を扱う6人組は残忍かつ有能で、漫画「ハンターハンター」の幻影旅団を彷彿とさせます。能力者同士のバトルはゾクゾクしますね。

物語が進むにつれ、謎の答えが少しずつ回収されていきますが、最後まで展開が読めず楽しめました。

「こんな圧倒的な力を持った巨悪に対して、どう立ち向かっていけばいんだよ!」という絶望感から、ヒーローというか救世主というか、そんな感じの人が成敗する。伊坂幸太郎さんの小説にはこういう話が多いんですが、今回の777も読んだあとスッキリと幸せになれます。

Audible(オーディブル)を初めて使ってみての感想

小説を聴くというのは、ほぼ初めての体験でした。

ラジオドラマに近い感じもしますが、オーディブルは朗読なのでちょっと違うようにも思います。(そもそもラジオドラマですらほとんど聴いたことないですが)

想像していたよりもずっと違和感なく本の内容に没頭できました。毎日ウォーキングをしながら聴いています。

他にも割と新しめの伊坂幸太郎さんの作品がオーディブルで聴けるので、機会を見て聴く予定です。

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