当ページのリンクには広告が含まれています。

宇佐見りんさんの小説「推し、燃ゆ」の感想。ド迫力の推し活が壮絶!

宇佐見りんさんの小説「推し、燃ゆ」の感想。ド迫力の推し活が壮絶! Audible
この記事は約3分で読めます。

宇佐見りんさんの小説「推し、燃ゆ」の感想・解説・考察。

Amazon.co.jp: 推し、燃ゆ (河出文庫) 電子書籍: 宇佐見りん: Kindleストア
Amazon.co.jp: 推し、燃ゆ (河出文庫) 電子書籍: 宇佐見りん: Kindleストア

2020年9月発刊。オーディブル版は2021年6月配信開始。

この作品は、Audible(オーディブル)で聴きました。

第164回芥川賞を受賞作。

言葉にするのが難しいですが、なかなかに壮絶な物語でした。

gao the book
gao the book

読んだ後に、物語の空気感が現実世界でも残って、数日なんとも切ない気持ちになりました。

小説「推し、燃ゆ」のあらすじと感想

Audibleのナレーションと共に

小説「推し、燃ゆ」のあらすじと感想を書きます。ネタバレはしていません。

この小説はAudible版のナレーションを、女優の玉城ティナさんがしている、という理由だけで聴きました。

物語はすごく簡単に言えば、男性アイドルを追っかける女子高生の話です。

まさか、おっさんの僕がこの物語を楽しめるとは思っていませんでしたが、物語中盤あたりからどんどん面白くなってきて、読み終わった後には「この作品すごい!」と素直に思いました。

玉城ティナさんのナレーションは低い声で、ずっと淡々としたナレーションが続きますが、終盤に見せる主人公の感情が昂るシーンでは、声のヴォルテージが最高潮になって感情が伝わってきました。ずっと淡々としたナレーションが伏線だったかのよう。盛り上げ上手!

全力で人生を何かに賭ける、そういうのって馬鹿にできない

主人公は女子高生。学校生活はあまり馴染めず。

居酒屋でバイトをして、そのバイト代は全て推しの男性アイドルにつぎ込む。

ライブにも行き、ブログで推しについて綴る日々。

ただただ推しが好きで愛おしい。

人生を懸けて全力で推すその姿は、本人が学校生活や社会に馴染めずともド迫力!

僕はアイドルや近年話題のVtuberに対してもここまでの情熱はありませんが、推しへの活動に対してはフラットというか特に偏見もありませんでした。

ですが、この作品を読んで少し見方が変わったかも知れません。

夢中になって熱くなれることがあるというのは素晴らしい。そして、むしろそれこそが人生だよなと、ある種の羨ましさを感じたほどです。

自分のやりたいことが見つからない人は、誰かを推す人生も悪くないかも知れません。

アイドルとファンの関係にベストな着地点は無い?

これは随分昔から思っていたことで、誰しもが思っていることだと思います。

アイドルの熱烈なファンの終着点はどこなんだろう?ということ。

お金をたくさん払ってライブに行って、グッズを買って、それでも推しが結婚しても大丈夫なんだろうか?

そして、アイドル自身もそういうビジネスについて疲れないのか?馬鹿らしくならないのか?

みたいなことをついつい考えてしまいます。

「その瞬間瞬間が楽しければそれでいい」こういう理屈は、趣味であればどれも当てはまると思います。ただ、アイドルの追っかけということに関しては、やっぱりそう簡単に割り切れるものじゃな無いようにも思います。うーん、実際どうなんだろう。

人生をかけて推しを推した主人公は、うまく着地できたのか?

この部分はぜひ読んでみてください。

まとめ

最後に著者の宇佐見りんさんについて書いて終わります。

宇佐見りんさんの小説は初めて読みました。現代の女子高生のリアルな生活や心の描写は、やっぱり若くないと書けないだろうなあと感じて、著者のことについて調べてみました。

どうやらめちゃくちゃ若い方のようですね。20代前半。

すでにいくつか賞を受賞していて、有望な作家さんのようです。すごい。

「推し、燃ゆ」が良かったので他の作品も読んでみようと思います。

「推し、燃ゆ」はめちゃおすすめです(推し活)。

Audible(オーディブル)では「推し、燃ゆ」も含めて、話題作がたくさん聴けます。最初の30日は無料でお試しができます。

Audible(オーディブル)の魅力について。解約方法もご紹介
Audible(オーディブル)を3年近く契約し続けています。その経験を踏まえてオーディブルの魅力をご紹介します。また、オーディブルの解約方法も書いています。オーディブルは運動をしながら本を読めて、新作・話題作を聴き放題で聴けるのが最大の魅力

コメント