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伊坂幸太郎さんの小説「ホワイトラビット」の感想。

伊坂幸太郎さんの小説「ホワイトラビット」トリックとミステリー 小説
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伊坂幸太郎さんの小説「ホワイトラビット」の感想記事です。

ちょっとしたトリックと、いつもの少し可笑しい雰囲気が楽しめる小説でした。

2017年9月発行。

本の読み放題サブスク「Kindle Unlimited キンドルアンリミテッド」で読みました。

Kindle Unlimited

gao the book
gao the book

全体的にコメディータッチで楽しい小説です。

正直な感想

この作品は以前に一度読みましたが、ほとんど印象に残っていなくて、改めて読んでみても個人的にはちょっとインパクトに欠ける感じがしました。

おそらく僕が伊坂さんの本を読みすぎて、ある程度展開のパターンを読めてしまう部分があるからかも知れません。このホワイトラビットから数年前の作品は個人的にあまりピンとくる作品がない印象もあります。

とは言え、amazonのレビューでは得点が高い作品なので、あくまで僕にはハマらなかった可能性も大です。

ざっくりあらすじ

立て篭もり事件の物語。

それを取り巻くいろいろな人との関係、ちょっとしたトリックを絡めつつ物語が展開される。

今回も泥棒の黒澤さんが登場します。

最後は感動の話もあってスッキリ爽やか。

面白かった部分を引用

小説の内容とほぼ関係ないですが、個人的に気になった部分を引用してみます。

「失敗は成功の母」と同様に、「泥棒は防犯装置の父」といった言葉があるかも知れず、それならばこれも嘘とは言えないだろう。

ホワイトラビット

よく誤解を受けるが、古い刑事ドラマで見られるような、「できるだけ通話時間を引き延ばして!」と言って電話の相手を逆探知する必要はない。アナログ時代とは異なり、デジテル化した今は、電話は通信会社を経由する時点で、全ての履歴が残る。

ホワイトラビット

僕の年代だとついついアナログ電話の逆探知を考えてしまいましたが、今はそういうのは無いらしいです。そりゃまあ、そうですよね 笑。

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