丸山宗利さんの虫の本「昆虫の森」の感想・解説・考察。
この本はKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)で読みました。
Kindle Unlimitedでは小説ばかり読んでいますが、専門書なども結構豊富に揃っています。ということで、今回は「虫の本」を読んでみました。
著者の丸山さんは、「アリと共生する好蟻性昆虫」を専門とされている方。昆虫博士ですね。さまざまな虫の撮影をしていて、虫に関する本も多数書いている方のようです。
たまたまYouTubeで丸山さんの虫の話を見て興味が出てきたので、Kindle Unlimitedで検索してみたところ、この本があったので読んでみました。
日本で見られる身近な昆虫や、他の国にいる有名な昆虫、レア度の高い昆虫が写真付きで紹介されています。
どちらかというと子供向けの本だと思いますが、大人でも楽しめると思います。

花などの植物も動物もそうですが、昆虫もどうしてこのような姿になったのか、とても不思議。大人になってからは虫は触ることも苦手ですが、宇宙のような神秘さを感じます。
虫の本「昆虫の森」の内容
日本でも見かける身近な虫から、日本以外で見かける虫まで、写真と文章付きでわかりやすく説明された一冊です。
その虫につけられたキャッチコピー(タイトル)が素晴らしい。
例えば、ニジイロクワガタという綺麗な昆虫のタイトルは「背景に溶け込む虹色忍者」。ページの関係だと思いますが、全ての虫にはタイトルはありませんが、タイトルに興味をそそられます。
「丸山先生のワンポイント」という項目も面白い。
それから、
- どのあたりに生息しているか
- 虫のサイズ
- レア度
などの情報もわかりやすく書かれています。
時々、コラムもあってそれも面白い。
虫の本「昆虫の森」で気になったところ
ゴキブリの触り方
コラムで「虫に触れるようになるには?」という話がありました。
少しずつできることをやっていくと(カブトムシの背中だけ触るとか)、だんだんと慣れてくるとのこと。
ゴキブリに関しては、テレビやCMによる刷り込みが大きく、ゴキブリが存在しない北海道の人たちは全く平気らしい。先入観によって「気持ち悪い」と刷り込まれているのかもしれません。
丸山さんはゴキブリに触れるのは全然平気らしい。
まあ、大人になったらもう無理な気がします。カサカサ音がするだけでギョッとします。
サソリは虫なのか?
コラムであったサソリの話。
サソリは「虫」であるが、「昆虫」ではないらしい。
クモやダニ、カブトガニなどと同じ系統だとか。
昆虫の見分け方については「基本的に翅があるかどうか」。外骨格の生き物で翅があるのは昆虫だけ。幼虫の場合は見分けるのが難しいが、幼虫も成虫も昆虫は足が6本。
はねの話は知らなかった。サソリは確かに翅がない。見た目が怖いよなあ。ハサミと尻尾の針とか攻撃的だし。
本を見ながらスケッチしてみた
文章だけだと味気ないので、本を見ながらいいなと思った虫をスケッチしてみました。
「アカエリトリバネアゲハ」。マレーシアあたりに生息する「マレーシアの王様」。レア度は5点中3点。
こんなに横に長い羽を持っていて、しかもめちゃくちゃ美しい色。こんな蝶を発見したらテンション上がるだろうな。

「プラチナコガネ」。アメリカに生息する昆虫。レア度は5点中4点。イラストでは伝わらないですが、メタリックな外殻がとにかく美しい。そして小さくてかわいい。
コレクターからも人気で貴金属に引けを取らない高値がつくこともあるらしい。

「ジンメンカメムシ」。インド〜東南アジアに生息。レア度は5点中4点。
悪魔の顔のような見た目。下の画像の右側のように逆にしてみると人の顔に見えます。そして、この模様が個体差があって、笑っている顔もあるらしい。
質感がなかなか触りたくない感じですが(カメムシですし)、すごい見た目です。

「エラフスホソアカクワガタ」。インドネシアあたりに生息するクワガタ。レア度は5点中4点。
とにかく立派な大アゴ(ハサミ?)。色も美しい。

まとめ
他にも見た目のインパクトがあって有名な虫たちも紹介されています。
日本でよく見かける昆虫もたくさん紹介されていて、見た目としては馴染みがありますが、改めて説明を読むと新しい発見が多かった。
普段の生活では昆虫のことなんて考えませんが、こうやって改めて写真と説明付きで見てみると、世界の不思議さにため息が出ました。
いい気分転換になりました。地球はやっぱすごい。


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